こんにちは、中野レンガ坂整骨院の横地です!!
先月末くらいから60代男性の腰部脊柱管狭窄症の患者さんが来院されています。
脊柱管とは背骨(腰椎や胸椎)や椎間板(一つ一つの骨の間にあるクッション)、靭帯などで囲ま
れている脊髄神経が通る管です。その管が様々な原因により狭くなってしまうと脊柱管狭窄症にな
ります。例えば、加齢・腰に負担のかかる労働・背骨の病気などが原因で骨や関節・靭帯の変形し
てしまい、脊柱管を通る神経や血流を圧迫してしまうことで神経の血流低下により狭窄症になって
しまいます!!
狭窄症になると腰痛は勿論ですが、それ以外にもつらい症状が出たりします。坐骨神経痛などで足
のしびれ・痛み・感覚異常、少し歩くと痛くて休まないと歩けなくなってしまう間欠性跛行、排
尿・排便障害などです。どれもキツイ症状ですね・・
脊柱管は背骨の後方に位置しているので、上体を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり症状が出やすく
なります。前かがみになると脊柱管が広がるため症状が緩和します。
60代男性は何回か骨盤を調整し、腰の痛みが徐々に取れてきました。あとは足の症状がもっと取
れてきたら、ずっと前かがみの状態が長く続いたようで腰椎が後弯してきていますので、運動や日
常生活の座り方も改良して変形をどんどん除去していきたいですね!