今日で8月も終わりですね。夕方のひぐらしの声が夏の終わりを感じさせてくれますね。
なかなか中野ではセミの声は聞こえませんが、わたくし野村の住んでいる川口市の外れでは、たくさん聞くことが出来ます。
さて、この夏に腰痛が悪化したり、初めてのぎっくり腰を経験された方もいるのではないでしょうか。
重い物を持ち上げたとか、バットをフルスイングしたとか、はっきりした原因がある場合はわかりやすいですよね。
よく、原因は何なんですか?!と聞かれることがあります。
これを一言で答えるのって難しいんですよね(;´・ω・)
腰痛の85%は原因不明と言われています。
夏ということで言えば・・・
エアコンで体を冷やした。外の気温とのギャップ。
冷たい物を飲み過ぎ,食べ過ぎで内臓が疲労している。冷えている。
風呂はシャワーで済ませてしまう。
暑さでバテている。熱帯夜で睡眠不足。
夏休みが終わり、現実に引き戻される精神的なダメージ。
など、誰しも当てはまるような生活習慣が腰痛を引き起こす1つの要素になってきます。
それに加えて、運動不足、姿勢不良、骨格の歪みや、各臓器の疲労や病気、ストレス、悩みなどなど、複雑に絡み合ってきます。
姿勢の崩れひとつとってみても、骨格に問題があるもの、内臓から来るもの、精神的なものまで様々な要素が複雑に絡んできます。
組み合わせが何パターンあることやら、です。
たとえば、足首を触ったときにすごく冷えているなと思ったら、腎臓の後ろ(腰の上部)に張りを感じませんか?などと聞いていきます。すると、健康診断で腎臓が疲れているとか、悪いと言われたことがあるとか、日中ほとんどトイレに行きませんとか、水分を全然取ってないという方がいたりします。腎臓が疲れていたり、弱っていると腸腰筋に力が入りにくくなります。
こういったケースでは、歪みや姿勢を矯正しながら、腎臓にいいことをしていく必要があります。夏はくるぶしが出ているソックスを履いたり、もしくは靴下を履かない方もいると思います。それが思いのほか脚を冷やし、腎臓にダメージを与えています。
なので、足首を温める、水分(白湯など)をしっかり摂って、ちゃんとトイレに行く。アイスコーヒーをガバガバ飲んでいたら、カフェインなどの影響で相当体を冷やしますよ!
上記もほんの1例です。腰痛以外の痛みでも同じことが言えます。
様々なことが絡んで症状につながっているということが、なんとなく想像して頂けましたでしょうか。
当院では、しっかりヒアリングをさせて頂き、原因を洗い出し、それに対して施術や生活する上でのアドバイスをさせて頂きます。
一度、自分の体を見つめてみませんか?